「分散投資」は、株で損をするリスクを下げるための方法の一つです。
投資をする上で、必ず知っておいた方がいい方法なので、確認しておきましょう。
損したくないから、教えて~
分散投資ってなに?
「分散投資」とは、いくつかの商品にお金を分散して投資する方法のことです。
「分散投資」の反対は、「集中投資」ですね。
分散投資の方法は2つ。詳しく説明していきます。
① 投資先を分散する
② 購入するタイミングを分散する
方法① 投資先を分散する
分散投資をする方法の1つ目は、投資先を分散することです。
株で最も怖いことは、株価が暴落したり、倒産したりして、損をすることですね。
でも、投資先を分散しておけば、例え複数株の中の1社が倒産したとしても、他の株が補填してくれるので、大損することはありません。
投資の世界では、「卵はひとつのカゴに盛るな」という格言があります。
ひとつのカゴに卵を盛って、カゴを落とすと卵がすべて割れてしまいますが、たくさんのカゴに分けておけば、仮に1つのカゴを落としたとしても他のカゴの卵には影響がでない、という意味で使われています。
投資先を分散させる簡単な方法は?
投資先を分散できる簡単な方法は、「投資信託」を購入することです。
投資信託は、たくさんの企業の株を集めた、いわゆる「セット商品」なので、自動的に分散投資ができます。
これなら私にもできそう♪
投資信託ってなに?という方は、こちらの記事で解説していますよ。
方法② 購入タイミングを分散する
分散投資をする方法の2つ目は、購入するタイミングを分散することです。
投資をする誰しもが、「できるだけ安いときにたくさん買いたい」と考えます。でも、安いタイミングを見極めるのは至難の業です。
安いと思って一気に購入した結果、その後さらに株価が下がって、購入のタイミングを見誤った…なんてことはよくある話です。
そこで、有効な方法が「購入タイミングを分散する」方法です。
一気に買うのではなく数回に分けて買うことで、高いタイミングでたくさん買ってしまうリスクを避けることができます。
購入タイミングを分散させる、簡単な方法は?
購入タイミングを分散させる簡単な方法は、「積立投資」です。
積立投資とは、「定期」的に「定額」で買い続ける方法のことを言います。
(例)
・月末 20,000円分 買う
・毎日 100円分 買う
積立投資は、証券会社のWebサイトで簡単に設定することができますよ。
分散投資を始める方法
分散投資をこれから始めようと考えている方には、「iDeCo」か「つみたてNISA」を利用するのがおすすめです。
どちらも投資信託を積立投資できるように設計されているので、分散投資に最適ですよ。(さらに、節税もできます!)
「iDeCo」と「つみたてNISA」どっちがいいの?
どちらがいいか?それは人によって異なるので、自分に合うのはどちらなのか、こちらの記事で確認してみてくださいね。
- 分散投資とは、いくつかの商品に分散させて購入すること
- 分散投資の方法① 投資先を分散する
- 投資先を分散させるには、「投資信託」がおすすめ
- 分散投資の方法② 購入タイミングを分散する
- 購入タイミングを分散させるには、「積立投資」がおすすめ
- これから始めるなら、iDeCoかつみたてNISAを活用しよう