ふつうの会社員が資産を増やすための最適解、それは「米国株インデックス」への投資だとわたしは考えています。
実際に、わたしは米国株インデックス(個別株もけっこうありますが。笑)メインで運用しており、それなりの運用利回りを得ることができています。
この記事では、そんな「米国株インデックス」に投資するだけで世間の上位数%の運用成績をあげることができる、ということをデータを用いて解説します。
米国株インデックスに投資するだけで上位数%の運用成績をあげられる
冒頭でも記載しましたが、いきなり結論をいいます。
それは、米国株インデックスに投資するだけで、世間の上位数%の運用成績をあげることができるということです。(ここでいう世間とは、専業投資家や敏腕トレーダーを除いた人たちのことです。)
その根拠は、下記データが示しています。
〜 | -2% | 1% | |
-2% | 〜 | -1% | 1% |
-1% | 〜 | 0% | 15% |
0% | 〜 | 1% | 30% |
1% | 〜 | 2% | 15% |
2% | 〜 | 3% | 10% |
3% | 〜 | 4% | 10% |
4% | 〜 | 5% | 5% |
5% | 〜 | 6% | 5% |
6% | 〜 | 7% | 3% |
7% | 〜 | 8% | 2% |
8% | 〜 | 2% |
これは、わたしが加入している企業型確定拠出年金の利回り分布です。
つまり、各社員がどれくらいのリターンを得ることができているかをあらわした表になります。
例えば、利回り1〜2%で運用できている社員は15%いるということです。
なお、わたしの会社はいちおう東証一部上場、世間一般的には大企業と言われる部類の会社になります。
従業員数もとても多く、世間全体の利回り分布と近しいものと考えられます。
先進国株インデックスを選んだ場合の運用成績
ちなみに色付きの6%〜7%がわたしのゾーンで、それなりのリターンを得ることができています。
わたしが運用している商品はこちらです。
・先進国株式(MSCIコクサイ)連動のインデックス
本当は、米国株インデックスにしたいのですが選択できる商品がなく、しぶしぶ先進国株式を選んでいます。
楽天証券やSBI証券のように、魅力的な商品がないんですよね(泣)
選択できる商品が少ないというのが、企業型確定拠出年金のデメリットですね。。
なお、割合は100%です。
会社の同期に「外国株100%にしている」と話すとびっくりされます。笑
それくらい会社ではレアケースです。
そもそも企業型確定拠出年金で、株式を選択している人が半数もおらず、選択している人でも債券や定期預金をミックスしているケースが大半だと思います。
国内株式100%ですらレアなのに、ましてや外国株100%ともなるとさらに少数派です。
もはやギャンブラー扱いです。笑
それにしても、せっかく非課税の恩恵を数十年間も受けられるのに、定期預金や低利回りの商品で運用している人が多いんですよね。もったいない。。。
つまり、大企業社員でも投資の知識は低いということです。
この件については、下記の記事で解説していますのであわせてご覧ください。
先進国株式インデックス100%運用からわかったこと
少し話が脱線しましたが、先進国株式100%で運用している私の成績からわかったことは以下です。
・6〜7%の利回りを得られている
・同程度の利回りを得ている社員は約3%
・これ以上の利回りを得ている社員は約4%
・つまり全社員の中で上位7%に入っている
・米国株インデックスならさらに上位であった
先進国株式よりも米国株式の方が、過去のリターン実績は高いので、仮に米国株インデックス100%だったならば、さらに上位に入っていたことになりますね。
将来はわかりませんが、アメリカ国家、アメリカ企業が衰退するということは正直考えにくく、この傾向は将来もつづく可能性が高いと考えています。
つまり、米国株式インデックスに投資するだけで、上位数%の運用成績を上げることができるということです。
世間では、老後2000万円問題や年金不足などが話題になっていますが、若いうちから米国株インデックスをコツコツ積み立てていくだけで問題ないと思います。
まずは、つみたてNISAやiDeCoなどの非課税制度枠からはじめるのがオススメですね。
下記の記事もあわせてご覧ください。
www.imo-riman.com