「投資信託(とうししんたく)」は株をする上で、とてもおすすめの投資方法です。
漢字四文字でなんだかむずかしそう。。
わかってしまえば、簡単だよ。
一緒に勉強しよう。
投資信託ってなに?
「投資信託」とは、一言でいうと「株の購入代行」です。
投資家ひとり一人から集めたお金を大きな資金として、複数企業の株を代行で購入してくれます。そのため、個人の資金は小額でも、たくさんの企業の株を持てるのです。
株=「単品商品」と考えると、
投資信託=「セット商品」というイメージです。
文字どおり「投資を信じて託す(たくす)」ということね。
投資信託のメリット
メリット① 少額から買える
個人で株を買おうをすると、ある程度まとまったお金が必要です。
例えば、TOYOTAは最低でも約68万円、Amazonは最低でも約28万円が必要です(2020年6月時点)。
そのため、一人だとまとまったお金が貯まるまでなかなか株を買うことができません。貯まったとしても、投資できる企業の数はたかが知れています。
しかし、投資信託ならみんなのお金を集めて、利益も山分け、という仕組みなので、少額でたくさんの企業に投資することができます。
メリット② 分散投資でリスクが低い
上でお話しした通り、「投資信託」は投資のプロが複数の株を代行して買ってくれる商品です。そのため、複数企業の中の1社が倒産したとしても、投資信託が紙切れになることはありません。
投資信託は、リスクを最大限に低くすることができる投資方法と言えます。
投資信託=分散投資といえるね。分散投資については、こちらの記事でまとめているよ。
投資信託のデメリット
投資信託のデメリットは手数料がかかることです。「信託報酬」といって、投資信託を保有している間ずっと手数料がかかります。
個人で直接株を買う場合には、かからないコストなので、投資信託のデメリットと言えます。
とはいえ、最近は手数料も値下げ競争が激しく、どんどん安くなっています。安いものであれば、年間で保有額の0.1%〜0.2%程度です。
例)100万円分の投資信託(手数料0.1%)を1年間もっていた場合
手数料(信託報酬)は、1,000円です。
しかし、投資信託の株価が年間5%上昇すれば、5万円の利益が出ることを考えれば、手数料の影響が小さいことがわかると思います。
少額から買えて、分散投資にもなる、というメリットを考えれば、多少の手数料は払うだけの価値があるでしょう。
- 投資信託とは、株のセット商品
- 少額でたくさんの企業に投資できる
- 100円から投資できる
- 投資信託=分散投資なので、リスクが最小限
- デメリットは手数料が掛かること
- 手数料を払ってでも、投資信託は購入するべき