「銀行預金は安心安全」という理由で、資産の大半を銀行に預金している人が多いのではないでしょうか。
実は、銀行預金にはリスクがあることを知っていますか?
銀行強盗がない限り、減らないでしょ?
何がリスクなの?
銀行預金のリスクとは?
それは、インフレでお金の価値が下がってしまうことです。
インフレ?
順に説明していくよ。
インフレってなに?
物やサービスの値段が上がる(=お金の価値が下がる)ことをいいます。
オカネノカチ…?
例えば、リンゴ1個=100円だったとします。
もしインフレが起きると、リンゴの価格が上がって200円になったりします。
すると、100円でもともと1個買えたリンゴが半分しか買えなくなります。これが”お金の価値が下がる”ということです。
100円=「リンゴ1個」の価値
↓
100円=「リンゴ半分」の価値
になったんだね。
インフレで銀行預金の価値が減る
お金の価値が下がるということは、すなわち「銀行預金」(現金)の価値が下がるということです。
例えば、インフレが進んで物価が2倍になったとします。
200万円の車は、400万円になります。
20万円の月給は、40万円になります。
しかし、
200万円の銀行預金は、200万円のままです。
銀行に預けてただけなのに、車が買えなくなった…‼‼‼‼‼
このように、インフレになると物や給料の金額は上がる一方で、銀行預金の金額は変わらないため、銀行預金の価値がどんどん下がってしまうのです。
政府はインフレ2%を目標にしている
「インフレ目標2%」という言葉を聞いたことありますか?
これは、日本銀行が掲げている目標です。
毎年2%の物価上昇を目指している、ということです。
日本は長らくインフレ2%を達成できていませんが、目標である以上、これからも2%を達成するための金融政策や経済対策を推進していくでしょう。
つまり、私たちはインフレに備えて、対策しておくべきということです。
インフレ対策 何をしたらいいの?
インフレは、どうやって対策すればいいのでしょうか?
お金を「株」や「不動産」に換えて保有しておけばいいんです。なぜなら、株や不動産は”モノ”なので、インフレに伴って値段が上がるためです。
少額から簡単に始めることができるので、株がオススメです。
- 銀行預金のリスクとは、インフレでお金の価値が下がること
- 政府はインフレ2%を目標にしている
- お金を株や不動産(モノ)に換えてインフレ対策をするべき
- 小額からできる株がおすすめ