持ち家 vs 賃貸はどちらが良いか?という永遠のテーマがあります。
先日、会社の飲み会でもこの話題が議論になりました。
「持ち家派」と「賃貸派」のバトルがくり広げられていましたが、決着するはずがありません。
なぜなら、この問いに対するこたえは、目的や前提条件によってかわるからです。
両方にメリット・デメリットがあり、その優先度は人によってかわります。
リセールを重要視する人、自然環境がほしい人、駅近はゆずれない人、都心がいい人、郊外がいい人など前提条件は多岐にわたります。
ちなみに私は現在、持ち家(中古マンション)に住んでいます。
この記事では、資産形成に励むわたしが、住宅の購入に踏みきった理由を解説しています。
住宅購入を迷っている人の参考になればと思い執筆しましたので、ぜひご覧ください。
資産形成のリスクはあがる。それでも私が住宅を購入した3つの理由。
一般的な会社員が、資産形成を最優先に考えるならば、持ち家の方がリスクは高くなります。
(ただし、高確率で値上がりする1等地の高額物件を購入できる富裕層はのぞきます。)
なぜなら、持ち家 vs 賃貸 を金銭的な損得で考えるとき、その損得が確定するのは持ち家を売却したタイミングだからです。
そして、将来の売却価格を予想するのはとてもむずかしいからです。
値上がりしそうな物件、値下がりしなそうな物件はありますが、将来はどうなるかわかりません。
値上がりがわかっているならみんな買いますよね。笑
わたしは、豊かで自由な生活をめざして資産形成に励んでいます。
日々の節約、節税、投資、収入アップなど資産形成のための活動をコツコツと積み上げています。
それにもかかわらず、わたしは住宅(中古マンション)の購入に踏みきりました。
購入に踏み切った理由は以下3点です。
①居住性が高まるから
②プライスレスの価値を得られるから
③条件によっては賃貸より金銭的に得する可能性があるから
以下、ひとつずつ解説していきます。
①居住性が高まるから
1つ目は、居住性が高まる、つまり日々の暮らしがより快適で便利になるからです。
基本的に、毎月同じだけの住居費を負担する場合、「賃貸」よりも「持ち家」の方がスペックの高い家に住むことができます。
例えば、家賃10万円の賃貸と、月の支払い総額10万円の分譲マンションを比較すると、後者の方が快適な家になります。
なぜなら、賃貸物件にはオーナー(大家)がいて、賃料にはオーナーの利益も含まれているからです。オーナーも慈善事業ではないので、当然利益をのせています。
快適で便利な生活を手に入れるために、住宅を購入したというのが1つ目の理由になりますが、実際に日々の暮らしに対する満足度はとてもあがりました。
その要因の主な例は以下です。
・各階ゴミステーション
・食洗機
・ディスポーザー
・見晴らしのよい眺望
・広いリビング
・最寄り駅まで徒歩2分
・徒歩圏に商業施設が多数
・周辺環境が整備されキレイ
これらは、なくても生活はできます。贅沢機能といってもよいかもしれません。
しかし、あると本当に快適で便利です。賃貸から持ち家に引っ越してその快適さをひしひしと実感しています。
②プライスレスの価値を得られるから
2つ目は、プライスレスの価値を得られるからです。これはお金では買えないものです。
例えば、以下です。
・家族と過ごす快適な空間、時間
資産形成を最優先するのであれば、激安賃貸に住むというのが近道かもしれません。
しかし、大切な家族とすごす時間は有限ですし、あとで戻ることもできません。
そう考えたときに、わたしは家族とすごす快適な空間や時間を優先する選択をしました。
資産を形成したあとに住居費にお金をかけるという選択肢もありますが、それだとだめなんです。
家族と過ごすいまこの瞬間は、取り戻せないからです。
・両親が安心、喜んでくれる
やはり親としては、自分の子供が快適な暮らしをしている方が嬉しいでしょう。
新居に両親を招いたとき、とても嬉しそうにしている姿を見て、購入してよかったなと実感しました。
・高揚感
これは、実際に住んでから感じたことですが、 エントランスや敷地のゲートをくぐるときに高揚感を得られるということです。
感覚論になってしまいますが、朝の通勤時や、帰りの帰宅時など日々の生活で高揚感を得られるというのは以外と素敵です。
気分が前向きになりますし、ストレスも解消される効果を実感しています。
③将来、売却した際に賃貸より得する可能性があるから
前半で資産形成のリスクがあがると述べましたが、物件によっては賃貸より得する可能性があります。これが3つ目の理由です。
金銭的な損得よりも、居住性やプライスレスな価値を重視したことは事実ですが、とはいえ得できるように最善の物件選びをおこないました。
実際に購入した中古マンションは下記条件を満たしていました。
この条件の物件に出会うまで2年かかりました。笑
・首都圏(まだ人口流入中)
・駅徒歩2分
・都内アクセス抜群
・ターミナル駅
・外観やエントランスが立派
・大手デベロッパー、大手施工
・半永久眺望
・間取りが良好
・マンションコンサルタント高評価
私なりに不動産価値を勉強した結果、上記を満たしつつ相場から割高でない価格で購入できれば損失リスクは軽減できると判断しました。
逆に、懸念点としては以下1点だけでした。
・築年数のわりに内装の痛みが激しい
中古マンションの購入において、最も優先度をさげるべきなのは、この内装のキレイさです。内装はリフォームをすれば新築同様になります。
いっぽうで上記であげたポイントはあとから変更することができないものばかりです。重視するのはこちらで、将来のリセール価値に大きく影響してきます。
現在のマンションを将来売却した際、賃貸に住み続けた場合よりも金銭的に得できる可能性はそこそこあると考えています。
少なくとも、賃貸に住み続けた場合の負担額と同程度にはおさまるであろうと見ています。(もちろん将来のことはわかりませんが)
つまり、リスクは上がることは受け入れつつ、自分が納得できるだけの条件で購入に踏みきりました。
納得して購入しているので、結果として将来売却したときに損をしても、それはそれで良いかなと思ってます。
金銭とひきかえに、前半で述べた居住性やプライスレスな価値を手にいれることができたということですから。
まとめ
資産形成のリスクがあがることを認識しながらも、わたしが住宅を購入した理由は以下3点です。
①居住性が高まるから
②プライスレスの価値を得られるから
③条件によっては賃貸より金銭的に得する可能性があるから
以上が私が住宅の購入に踏みきった理由になります。ご参考になれば幸いです。
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