人生の大きなイベントである結婚。
結婚すると自由につかえる時間やお金が減ったり、価値観のちがいによる衝突などマイナス面が取り上げられることが多いです。
しかし、資産形成の面において結婚はメリットが多いです。
実際にわたしも結婚してから資産形成のスピードが格段にアップしました。
この記事では、結婚が資産形成にあたえるメリットを解説しています。
結婚が資産形成にあたえる3つのメリット
結婚が資産形成にあたえる3つのメリットは以下です。
①生活コストがさがる
②ムダな交際費がへる
③貯蓄マインドになる
ただし、独身時代も結婚後もそれぞれが働いて収入を得ている、という前提です。
ひとつずつ解説していきます。
①生活コストがさがる
1つ目のメリットは、生活コストがさがるということです。
ここでいう生活コストとは、毎月の出費や時間のことを指しています。
つまり、生活していくために必要不可欠なもののコストがさがるということです。
代表的なものとしては以下です。
・家賃、光熱費
・食費
・家事に費やす時間
・家賃負担が減る
例えば、それぞれがワンルーム賃貸に住むよりも、結婚して同居する方が住居費が安くなります。
同程度のスペックの住居であれば、賃貸でも持ち家でも同居する方が安くなります。
(例)
独身時代:夫7万円、妻7万円
結婚後 :夫婦で11万円
・食費が減る
食費についても、結婚すると安くなります。ただし、すべて外食という場合は単純に食費が2倍になるだけなので当然安くなりませんが。笑
独身で一人暮らしだと腐らせるリスクがあるので食材は少量ずつ買うことになります。
しかし、結婚して二人分となれば、まとめて買えるようになるので、単価が安くなります。
野菜だと一個ずつ買うより、パックで買うほうが安いですよね。
あと、結婚すると外食の頻度は下がりますよね。特に男性は。
・家事に費やす時間が減る
あまり認識されていませんが、このメリットは大きいです。
具体的には、炊事・洗濯・掃除にかかる時間が減ります。
例えば、食事だと一人分を作るのと二人分を作るのとではそこまで時間が変わりません。少なくとも2倍にはなりませんよね。
なので、片方が食事を作っている間にもう一方は別のことができるようになるわけです。これって凄いメリットです。
その間に、洗濯や掃除もできますし、運動や自己啓発もできるようになるわけです。忙しい社会人にとっては大きなメリットです。
(時間の大切さについてはこちらの記事でも解説していますのでご覧ください)
洗濯や掃除についても同様ですね。
②ムダな交際費が減る
2つ目のメリットは、ムダな交際費が減るということです。
どうしても独身だと、デート代や飲み代などの交際費がかさみがちです。デートでオシャレなレストランや居酒屋にいくとかなりのお金を使いますよね。
また、同僚や友人との飲み代もバカになりません。
ほかにも、友人同士での旅行なんかもかなりの出費になります。
いい意味でもわるい意味でも、結婚すると上記のような出費が格段に減ります。
③貯蓄マインドになる
3つ目のメリットは、貯蓄マインドになるということです。
なぜなら、結婚によってその先々のイベントが具体的になり、それに伴う出費を考えるようになるからです。
住宅や車、養育費、保険などお金がかかるイベントは多岐にわたります。また、老後の資金も考えるようになりますね。
これらにかかる出費を具体的に考えることで、独身時代とはマインドが変わります。
独身時代のノリでお金を使っていてはヤバいと気づく人が多いと思います。
我が家の場合も、結婚がきっかけで見直したものや始めたものがたくさんあります。
・家計簿をしっかりつける
・不要な保険を解約
・ふるさと納税
・iDeCo、つみたてNISA
・ポイント、マイル貯め
・固定費削減(光熱費、通信費など)
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これらはなにも一気に始めたわけではなく、マインドが変わって調べているうちに、あれもこれもといった感じで除々に増えていきました。
マインドが変わることによって好循環が生まれるイメージです。
以上が、結婚が資産形成にあたえる3つのメリットになります。
昨今、結婚にはメリットがないとか、結婚はコスパが悪い、といった声が聞こえてくることがありますが、私はそうは思いません。
うまく二人が協力し合うことができれば、資産形成という面では大きなプラスになります。
以下、関連記事になります。あわせてご覧ください。