株には、お金が増える以外にもメリットがあることを知っていますか?
え!?他にどんなメリットがあるの?
株のメリットについて、説明していくよ。
メリット① お金が増える
まずは、株の最大のメリットである、「お金が増えること」について詳しく見ていきましょう。
お金が増える切り口は、「配当金」と「売却益」の2つあります。
「配当金」でお金が増える
「配当金」とは、利益の分け前のようなイメージです。
企業は株を投資家に買ってもらい、その集めたお金で、製品やサービスを作ります。そして、利益がでたら投資家に配当金として恩返しをします。
株を持っていると、定期的に配当金がもらえるよ。
「売却益」でお金が増える
企業が優れた製品やサービスを作って利益が増えていくと、その企業の価値が上がり、株価も上がっていきます。
株を買った時よりも高い価格で株を売れたとき、お金が増えます。これを「売却益」といいます。
メリット② 自分は働かなくていい
2つ目の株のメリットは、「自分は働かずに」お金が増えていくことです。
株を一度買ってしまえば、あとは企業が製品・サービスを作って利益を上げてくれます。
企業の利益が上がれば上がるほど、配当金も増えて、株価も高くなるので、自分は働いていないのにどんどんお金が増えてくれます。
■どんどん儲かるサイクル
投資家が企業に投資する⇒企業はそのお金を使って、製品やサービスを作り、利益を拡大させる⇒儲かったお金を投資家に還元する⇒投資家は増えたお金でさらに企業に投資する⇒・・・(繰り返し)
メリット③ インフレ対策になる
3つ目の株のメリットは、インフレ対策になることです。
インフレとは
インフレとは、物の価値、すなわち物価が上がることです。
インフレになると食料品や日用品はもちろん、物やサービスの値段、労働者の賃金も上がります。
例えば、缶コーヒーが500円、大卒初任給100万円になるイメージだよ。
一方で、お金の価値は下がります。
100円で1個買えたリンゴが、インフレでリンゴが200円になったら、半分しか買えなくなります。これがお金の価値が下がるということです。
インフレが進むと、せっかく貯めたお金の価値が減って、買えるものの量がどんどん減っていきます。
貯金は最強だと思ってたのに。。
昔から、日本では「貯金は美徳」という考え方があり、多くの人は、銀行預金にリスクがないと勘違いしています。しかし、実際には「インフレによる資産の目減り」というリスクがあります。
お金を株に替えて、インフレに備える
しかし、お金を株に替えていれば、大丈夫。
株=企業です。そして、企業とは「物」です。
そのため、インフレが進むと企業の価格(株価)は上がっていきます。
つまり、資産を株でもっていれば、インフレが起きても、銀行預金のように資産が減っていくということはありません。
株は、インフレ対策になるんです。
これからインフレするの?
資本主義経済においては、緩やかなインフレが好ましいとされていて、政府が金利などを操作してインフレに誘導しています。
日本政府も「1年で2%のインフレ」を目標にかかげて、様々な政策を実行しています。
実際には、2%には及んでいませんが、インフレに誘導していることは間違いありませんので、対策は取っておくべきだとアルメイダは考えています。
- 株のメリット① お金が増える
- 株のメリット② 自分は働かなくていい
- 株のメリット③ インフレ対策になる