株を始めたいけど、どうやって始めたらいいの?
という方が多いのではないでしょうか?
株を始める方法はいくつもありますが、その中で投資ビギナーの方に最もオススメしたい方法は、
確定拠出年金(通称:iDeCo(イデコ))です。
確定拠出年金(iDeCo)とは?
確定拠出年金(iDeCo)とは、年金を自分で蓄えるための制度です。
え?株を始めるのに、なんで年金なの?
国は、老後のお金を準備するために、投資を推奨しています。そのために作られた制度がiDeCoです。
そのため、通常の方法で投資を行うよりも、簡単でメリットがたくさん用意されています。
つまり、iDeCoの制度を使って
株を始めたらいいのね!
なんでiDeCoがオススメなの?
投資ビギナーの方にiDeCoをオススメする理由は、2つあります。
iDeCoオススメの理由 ①リスクが低い
iDeCoで蓄えたお金は、原則60歳まで引き出すことができません。
つまり、強制的に長期間の運用となります。
なぜそれがメリットになるかというと、株が暴落したとき、不安に駆られて株を売ってしまうことを回避できるからです。
まともな株や投資信託であれば、グローバル経済が成長し続ける限り、長期的には右肩上がりで株価は上昇します。これは、これまでの歴史に基づくものです。(上記図)
つまり、短期間での売買をせずに長期間の運用ができれば、利益を出すことは全く難しくないのです。
ビギナーが投資をする上で、最も大事なことは、長期で株を少しずつ買い続けること。株価が下がっても慌てないことです。
長期投資については、こちらの記事でさらに詳しく解説しているよ。
iDeCoオススメの理由 ②節税ができる
投資ビギナーの方にiDeCoをおすすめする理由の2つ目は、節税ができるからです。しかも、2種類の節税があります。
節税(1)株を買うお金に税金がかからない!
例)年収450万円の会社員の場合
毎月:23,000円
年間:276,000円(23,000円 ✕ 12ヶ月)
iDeCoで株を買ったとします。
この276,000円にかかる税金
つまり、年間「55,200円」が返ってきます!
もし、30年間(30歳〜60歳)iDeCoで投資をした場合、
約166万円も税金が返ってくる計算です。(年収が増えたらそれ以上!)
もっと詳しく計算方法を知りたい方は、こちらの記事で確認してみてくださいね。
節税(2)増えたお金に税金がかからない!
毎月:23,000円
年間:276,000円(23,000円 ✕ 12ヶ月)
30年間:約830万円(276,000円 ✕ 30年間)
iDeCoで株を買ったとします。
これを元本(がんぽん)というよ。
30年間 平均4%ずつお金が増えた場合、約770万円 お金が増えます。
正直4%でも低めに見積もってます。
まともな商品に投資すれば、これも全然現実的な範囲だと考えています。
これを利回り(りまわり)4%というよ。
30年後の金額:約1600万円
iDeCoの制度を利用せずに株を買った場合、増えたお金(約770万円)には20%の税金(約154万円)がかかりますが、iDeCoの場合は税金がかかりません。
約154万円かかったはずの税金は、0円です。
- iDeCoとは、老後のお金を蓄えるための制度
- お得に安全に投資ができるので、初心者におすすめ
- iDeCoは、長期投資なのでリスクが低い
- 2種類の節税メリットがあるのは、iDeCoだけ